初めて受診される方へ
- 初めての受診の際は、保険証、基礎体温表や月経周期のメモがあればご持参下さい。
- 初診では、問診と内診を行います。 服装は、受診しやすい服装をお勧めしております。
- 他の病院で受診されている方は紹介状をご持参ください。
- 検査結果をお持ちの方は来院時ご持参ください。
- クレジットカードは対応しておりません。
- 初診時、問診票を事前に印刷、記入してお持ち頂けますとご来院時の受付等がスムーズです。(院内にも問診票がございます。来院時にもご記入いただけます。)
診療案内
子宮がん検診
がん検診には子宮頸がん検診と子宮体がん検診があります。
通常のがん検診という場合は子宮頸がん検診を行いますが、不正出血が続く方や50歳以上の方の場合は体がん検診もお勧めします。
検査は子宮の入り口や子宮の内部を軽くこする程度ですので、体への負担はありません。結果が出るまで、およそ2週間程度かかります。
子宮筋腫
子宮にできる良性の腫瘍で30歳以上の女性のおよそ4人に1人は見つかります。大きさや数が増えても通常、命に関わることはありません。
過多月経、月経痛、腰痛、貧血、頻尿などの症状がでます。これが問題です。また、筋腫が妊娠や出産の妨げになることがあります。
診断は自覚症状をふまえ、問診、画像診断(エコー検査、MRI検査など)などで診断します。治療法は内服薬、漢方、手術など年齢や挙児希望の有無などで考えていきます。
もちろん定期検診だけでいい場合もあります。
子宮内膜症
子宮内膜症は本来子宮の中にある子宮内膜が子宮の中以外の場所にできてしまう病気です。
月経のある女性の約10%にみられます。
症状としては月経痛、月経時以外の下腹部痛、腰痛、性交痛及び排便痛などがあります。
子宮内膜症が卵巣にできると卵巣チョコレート嚢胞と言われる腫瘤をつくり、子宮の筋層にできると子宮腺筋症という病気になります。放っておくと症状が進行したり、不妊症の原因になったりします。診断は自覚症状、内診、画像診断、(エコー検査、MRI検査など)で診断します。
治療法は内服薬、漢方、手術などがあります。
卵巣の異常
卵巣の病気は主なものは卵巣嚢腫、卵巣癌などがあります。卵巣の病気のほとんどは自覚症状がありません。病気が進行して腫瘍がかなり大きくなって初めて異変を感じるというのがほとんどです。
卵巣は月経周期に合わせて大きくなったり、戻ったりします。ときに卵巣がどんどん大きくなっていくことがあります。お腹が張っている感じが頻繁にあり、不快感や違和感がある場合、また腰痛が持続する場合も卵巣の病気が考えられます。
子宮内膜症・卵巣嚢腫などの良性腫瘍、卵巣癌などの悪性腫瘍といろいろあります。エコー検査を受けることで見つけられる可能性があります。
ホルモンバランスの乱れ・更年期障害
女性の身体はホルモンの影響を受けています。就職や入学、結婚などで生活に変化があったり、仕事のストレスや年齢を重ねることでホルモンバランスが崩れ、生理不順になったり、不正出血がおきたり体調が悪くなったりします。
女性ホルモンは脳からの命令で卵巣から分泌されます。脳はストレスにとても敏感なため、日々の生活でストレスが加わると女性ホルモンの分泌に変調をきたします。また女性ホルモンは年を重ねていくうちに徐々に減少していきます。こうした時、冷え、のぼせ、めまい、肩こり、動悸などの更年期症状が出てきます。
治療にはホルモン剤や漢方薬、安定剤などを補充することで改善がみられることが多いです。
月経トラブル
①月経痛、月経困難症:生理痛がひどい。
②量の異常:生理の量が多いまたは少ない。
③月経不順:生理の周期がバラバラ。
④不正出血:生理以外の時に出血する。茶色のおりもの。
⑤無月経:生理が止まった。
⑥月経前症候群:生理の前になると体調が悪くなる。(イライラ、頭痛、肩こり、便秘など)
まず、内診や超音波検査で子宮や卵巣に異常がないかどうか確認します。血液検査(ホルモンバランスの異常)も必要に応じて行います。
月経の異常から重大な病気がみつかることもありますので、気になることがあれば受診してください。
性感染症
「おりものが気になる」「パートナーからの感染が心配」など気になったら受診してください。
放置しておいて将来、不妊になったり出産に影響を及ぼすこともあります。性感染症はクラミジア感染が最も多く、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、淋病、梅毒、HIVなどがあります。無症状のことも多いので検査をすることが大切です。
診断がつけば、内服や塗り薬を使用します。
不妊症
内診、エコー検査、血液検査(ホルモン検査を含む)を行い、結果に応じて治療を行います。
基礎体温のチェック、タイミング指導、排卵誘発を行っています。
人工授精、体外受精などの高度不妊治療が必要な場合は専門の病院を紹介いたします。
ピル(経口避妊薬)について
経口避妊薬はきちんと服用した場合、99%の避妊効果があります。また、生理痛の軽減、月経量の減少、生理不順の改善、月経前症候群(PMS)の緩和などの効果が認められます。事前に生理日が予測できたり、生理日の移動も可能です。排卵を抑えることで卵巣を良好な状態に保ち、卵巣ガンのリスクは低下します。
但し、次の方は服用できません。
喫煙者(35歳以上で1日15本以上)、血栓性素因のある方、肝障害のある方、冠動脈疾患のある方、高血圧のリスクのある方など。
緊急避妊薬について
「望まない妊娠」を避けるためには72時間以内に受診し、緊急避妊薬を服用してください。早く服用するほど、避妊効果は高いです。緊急避妊薬は自費診療になります。
自費診療費用
以下の治療は保険診療(3割負担)ではなく自費診療となるため、10割負担となります。
緊急避妊薬(ノルレボ錠) | 15,000円 |
低用量ピル マーベロン、アンジュ、トリキュラー 1シート | 3,000円 |
生理日変更 | 3,500円 |
避妊リング挿入 | 30,000円 |
避妊リング取り外し | 20,000円 |
避妊リング入れ替え | 45,000円 |
ブライダルチェック (超音波検査、子宮頸がん検査、クラミジア核酸検出、カンジダ検査) | 20,000円 |
診療項目
- 産科
妊婦健診・出産・産科手術・母親教室・乳児健診・両親学級・骨盤教室 - 婦人科
婦人科一般外来・子宮ガン検診・不妊症相談・更年期相談・ホルモン補充治療・思春期相談・受胎調節・避妊相談
※お身体のことで心配なことや不安を感じられましたら、ご相談ください。
里帰り出産も承ります。ご相談ください。
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前診 9:30〜12:30 |
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午後診 17:00〜19:30 |
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休診日:水曜・祝日
※ 毎週月曜日、土曜日は中野和俊医師になります。
※ 日曜日も診療しております。
※ 受付は診療時間の30分前から開始いたします。
※ 診療は予約制ではありません。
連絡先
TEL.0742-30-0039
FAX.0742-30-0036